ジャックと豆の記

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乳腺炎との闘い(心情編)

 ここ最近の育児日記が滞っていたのは、3月下旬から乳腺炎に悩まされていたからです。

 

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(東村アキコママはテンパリスト(1)」より)

 

 詳しく書く気力がないので箇条書きにすると、

  • 息子氏、一時的に夜通し寝るようになる
  • 当然授乳間隔が空く
  • 規則的になった!これで寝られる!と喜んでいたら、胸にしこりができて痛むようになる
  • さらに相変わらず授乳が下手で、両胸に乳口炎ができる(ものすごく痛い)
  • 最寄りの産婦人科の母乳外来へ駆け込む
  • 桶谷式母乳マッサージや授乳指導を受けるも改善せず
  • ついに右胸が石のように硬くなり、搾乳しても母乳が出なくなる
  • 母乳外来へ再診し、数十分の悪戦苦闘の末、母乳つまりの除去に成功
  • ↑直後から発熱、平熱〜37度台後半を行ったり来たりする
  • 発熱と関節の痛みでフラフラになりながらも必死で授乳
  • なんとか熱は1日で下がったが、それから2週間以上ずっと調子が悪い←いまここ

 

 冒頭の漫画のように、幸か不幸か母乳がよく出る体質だった私。産後すぐに受けた母乳マッサージも、押せば押すだけ母乳が出てきて面白かった記憶がある。そのおかげで母乳が出なくて辛い、という悩みとは無縁であるものの、

 

  • 息子氏が早産で小さい
  • 母体(私)が大柄で赤ちゃんと高さが合わない
  • 産後、母子同室ではなくNICUからのスタートだったため赤ちゃんと授乳リズムを合わせられなかった
  • 授乳方法がいつまでもうまくならない
  • そして母乳はどんどん出る

 上記の条件が組み合わさった結果、飲みきれない母乳が乳房に溜まり、乳腺炎になってしまったのだ。

 

 発症から2週間が経った現在では、

 

  • 日中は2時間、夜間は3時間おきの授乳
  • 赤ちゃんが飲みたいときに、飲みたいだけ時間をかけて授乳を心がける
  • 搾乳は最低限に止める
  • 授乳姿勢の改善
  • 葛根湯の服用

 上記の対処で、なんとか小康状態を維持している。とはいえ、まだ母乳の分泌過多は改善しきっておらず、少し気をぬくと胸にしこりができてしまうし、母乳が溜まってくると乳房に重い痛みが走る。一度授乳すると、次の授乳までのカウントダウンが始まるようで、これは精神的にクるものがある。

 

 育児書には「生後3ヶ月程度になると、赤ちゃんが母乳を飲む量が増えて楽になってきます」的なことが書いてあるが、果たしてどうなることやら……(現在息子氏は生後3ヶ月)

 

 とりあえず今言いたいことは、

 

 母乳育児って無理ゲーじゃね?

 

 母乳にこだわりはないつもりだったけど(単にたくさん出るので与えてただけ)ここまでトラブルが多いと、心が折れそうになる…こんなことなら免疫たっぷりの初乳だけ与えて、あとはミルクにすればよかった……

 

 しかし、ミルクにしたらしたで被災したときなどミルクが手に入らなくなった場合が怖くてたまらず、断乳する勇気は微塵もないのであった。今現在、先の見通しはまるで立たない。

 

 救いは、息子氏がすくすくと成長していること。あやすとよく笑ってくれるようになり、ここだけ光が射したように明るい。授乳トラブルさえなければ、もっと楽しい時期であっていいはずなのに……