ジャックと豆の記

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2021年夏休みKPT

 乳幼児が複数居る家庭なんて、毎日が緊急事態宣言下にあるようなものだ。

その上、世界的なコロナ禍で外出もダメな上に、夫が在宅勤務でずっと家にいるなんて。。。!

 これは、コロナ禍二年目の世界を、乳幼児二人の育児をしながら夏休みを乗り切った家族のドキュメントである。

 

Keep(次も続けたいこと)
  • 早寝早起きが出来た →遅くとも7時台に起床、21時台に就寝が達成できた
  • 午前中に散歩で外出 + 午後は児童館で水遊び など家になるべく居ないようにして生活リズムを作れた →「なるべく家に居ないようにする」のが大事
  • お料理体験など、家でできる娯楽を楽しんだ →上の子の料理好きが加速した
  • お取り寄せグルメを楽しんだ →北海道のお菓子詰め合わせと山形の大型スイカを食べた、夏の良い思い出となった
  • 休みの日に夫と妻で子どもを一人ずつ分担して相手ができた →夫が上の子、妻が下の子を担当、大人一人あたり子供一人ならなんとかなる

 

Problem(問題だったこと)
  • 行く場所のマンネリ化 →ずっと近所の公園と児童館のローテーションは大人も子供も飽きる
  • 雨天時、猛暑時の過ごし方のカードが少ない →動画やアプリに頼り過ぎない努力が必要
  • 家族との距離が密になりすぎる →家族内ソーシャルディスタンスも大事
  • 精神的に余裕がなくなり、ついお金を使ってしまう →買い物に頻繁に出たり、出前を頼んだり、冷凍食品に頼ったり、どうしてもお金がかかる

 

Try(次に挑戦したいこと)
  • 幼稚園の夏期保育を利用する →ママ友ネットワークから外れており、夏期保育の制度自体しらなかった。。。
  • 感染リスクの少ない外出を計画する →人が少ないキャンプ場へ行き、家族のみで食事するならば感染リスクは減らせる

anond.hatelabo.jp

 

自分で船を運転して、完全な無人島でキャンプ。憧れる〜

 

番外 妻/母のフィジカルとメンタル
  • 昨年9月に生まれた次男は、未だ睡眠が安定せず。夜に平均2回、多くて4-5回起こされる。長く眠れても睡眠時間は4時間。起きても起きても夜、という状況はたやすく人間の精神を追い詰める。思考力、判断力、その他精神の余裕というものが全て失われている感じ。この生活が一年近く続いた上で、子供がずっと家にいる夏休みはきつい。
  • 上の子は外ではものすごく大人しい。奇声を上げて走り回ることも、おもちゃの取り合いで相手を突き飛ばすこともない。その代わり、家では暴君である。超音波みたいな声で叫ぶ、家中ジャンプしまくる、止めろと言ったことは全部やる。子どもはわかってくれない。わかってはいるのだけれども。
  • それでも、平日は助っ人のおばあちゃんがいて、家事を代行してくれるので本当に助かった。大人の目が多いって素晴らしい。

 

総括

 我が家は30代夫婦に3歳の幼稚園児 + 0歳の乳児、助っ人として60代おばあちゃんの5人家族。このうち、夏休み中にワクチン接種が済んだのはおばあちゃんだけ。両親も9月になってようやくワクチンが打てる目処がついたところという、この状況でコロナに罹ったら一家全滅の未来しか見えない、かなり危機的な状況にあった。

 

 昨年4月の緊急事態宣言以降、外出は極力控えてきたし、外食もほとんどしていない。止むを得ず外で食事をするときは、食べる時のみマスクを外し、食べ終わったらマスクをつけて会話している。外に出るとしたら、子どもと公園に行くか、スーパーに行くかだけ。夫は在宅勤務なのは変わらないし、乳幼児二人を抱えての夏休みは恐怖しかなかった。

 

 幸いにして、この夏はお盆の期間に長雨が降り、涼しい気候だったおかげでショートカットされた感がある。猛暑日も例年よりは少なく、午前中や夕方に限れば、散歩などの外出はしやすい気候であった。

 

 しかし、二年続けて夫の実家への帰省は延期になってしまったし、子どものイベントもずいぶん中止となった。大人にとって、帰省は子どものエネルギーが上手いこと「散る」有難いチャンスである。「帰省」カードが切れず、ずっと家にいて同じ風景の中で過ごすのは精神的に辛かった。

 また、田舎のひいばあちゃんに会えるチャンスも、年少の夕涼み会も、年に一度しか巡ってこない。マスクに外出自粛、感染症対策はつくづく非人道的であると思う。疫病から免れるためには、人流を減らすのが一番とはいえ、子供の機会を奪い続ける自分は、親として正しいのか。自分は罪深いとも感じている。大人にとっての一年と、子どもにとっての一年は重みが全く違うのだ。そのあたりを忘れずに、子どもの時間を奪わないよう、疫病から逃げ続けたい。