育児日記 2018/06/01-2018/06/03
2018/06/01
金曜日は(主に親の)お楽しみ、アンパンマンの日。今回は「けむりいぬ」というプードルみたいなモコモコした見た目で、何にでも変形できるキャラが出てきて面白かった。ばいきんまんに掃除機で吸われて、捕らわれたところをこむすびまんに救われて、キャラたちと交流する。雨降りには傘に変形したり、木から落ちたおばあさんをクッションになって救ったり、とにかく便利なキャラだ。でも、ラストはけむりいぬの体が透けていき、「ぼくもう煙に戻らなきゃ……」と煙になって天に戻る、という切ない展開だった。
生後4ヶ月の息子氏の視力はテレビの画像を正確に捉えるほど発達していないので(おそらく光と色がぼんやり見える程度)、アンパンマンに喜ぶのはもう少し先であろう。親の方がアンパンマンを楽しみに見ている、変な状態になっている。。。だが、自分が子供の頃にやっていたアニメが、20数年の時を経て自分の子供が見ている、というのはやはり感慨深いものがある。
2018/06/02
駅前のアカチャンホンポへ行く。ベビー用品といえば西松屋だった我々にとって、アカチャンホンポは「なんでも高い」イメージを勝手に持っており(実際は西松屋が破格に安いだけである)、敷居を高く感じていた。だが、友人から「アカチャンホンポでハーフバースデーのイベントがある」という話を聞いて、俄然興味が沸いてきた。
実際に行ってみると、品揃えは良いし、店員さんは皆親切で好感を持った。お目当のポイントカード会員になり、イベント情報をゲット。ハーフバースデーイベントは月に複数回行われており、定員は5名。予約は早めにしないとすぐに締め切られてしまうそうだ。
また、AmazonのCMでおなじみ、ミツバチ形の「赤ちゃんのごっつん防止やわらかリュック」が売られていて可愛らしかった。息子氏が歩き始めたら買おう。
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2018/06/03
夫の親戚に、息子氏の誕生を知らせる手紙を書いた。息子氏の写真と、福岡銘菓入りの荷物を発送。そういえば自分は長男の嫁だったなーと思いながら、滅びつつある嫁業務にいそしむ。人付き合いはコストがかかるものだが、その手間を惜しまない努力こそが親戚の縁をつなぎ、ピンチの時に生きる人間関係を作り上げるコツなのだろう。
育児日記-2018年5月ダイジェスト-
「ベビーカーを未だ買っておらず、自分用の車も持ってないので、いつも買い物は赤子を抱っこ紐に入れて、両手に買い物袋を提げて歩いてる」と言ったら、友人に「えっゴリラじゃん」と言われました。
こんばんは、メスゴリラです
だってA型ベビーカー、何買えばいいのかわかんないんだもん!
毎日溢れるほどにネタはあるのだが、ここのところ夜になると昼間の疲れがどっと出て、IQが2くらいまで下がってしまうので、全く記録に残せていない。。。赤ちゃんとの生活は"今"しか無いのにもったいなさすぎる。。。
というわけで、5月分の育児日記もダイジェスト版でお送りします。
仕事を再開した
リモートワークでの仕事を再開した。と言っても、今年度からそれまで担当していたHPの保守契約がほとんど切れて、仕事がごっそり減ったため、大した仕事量ではない。(ちなみに保守契約が切られた原因は前職場の社長とうちの社長との間のお家騒動である)
しかし、子供を見ながらの仕事は思った以上に大変だった。息子氏は現在4ヶ月、いわゆる「ねんね」の時期なので、動く範囲はせいぜい自分がいる布団の上に限られる。だから、「ちょっと目を離した隙にとんでもない行動を!」みたいな恐怖は無いのだが、この齢にして「世話係の関心が自分以外に向いている」ことについては敏感に感じ取るらしい。仕事用の机の側にベビー布団を置いて、パソコンに向かっているとすぐに「うわーん」が飛んでくる。赤ちゃんの泣き声は無視できないので、その都度息子氏の相手をする。その結果、日中は全く仕事にならない。つまり、息子氏が起きている間は仕事はできない。なので、仕事は息子氏が寝た夜にまとめてやっている。
仕事について、息子氏の相手を最優先し、後でまとめてやるというスタイルへ気持ちを切り替えるまでは結構時間がかかった。どうしても、産前の「朝出社して日中に仕事をする」スタイルを踏襲したくなってしまう。だが、「子供をほったらかして机に向かってばかりの母親」にはなりたくない、という気持ちも大きくあった。何せ育休がちゃんともらえるような立場ではないし、「女は仕事にしがみつかないとキャリアが手から滑り落ちていく」。仕事をちゃんとやりたいという気持ちと、息子氏のために時間を使いたいという気持ちの、相反する気持ちに引き裂かれるのはとても辛かった。これについては、職場の先輩(5歳の女の子の母親)の、「在宅だろうが、子供が起きてる間に仕事なんてできるわけないよ」という言葉が大いに役に立った。子供は何につけても最優先の存在だということを忘れないようにしておくこと。でも仕事はしたいし、仕事するならばクオリティは下げられない。そのあたりの覚悟と割り切りが、子育てしながら仕事をしていくことに必要なのだろう。
ママ友ができた
子供が小さいと、驚くほど外出がままならない。そうすると、どうしても引きこもり生活に陥っていき、どんどん精神状態が悪くなっていく。「ワンオペ育児」。これは核家族では当然のように発生してしまう事態であり、いろいろな意味で危険な状態である。誰にも頼れない育児に疲れ果て、子供を虐待する母親。。。には絶対なりたくなかったので、とにかく地域のつながりを作りたいと思っていた。
幸運にも、地域の市民センターが近所にあり、一ヶ月に一度3歳くらいまでの子供を集めて身体計測や交流のイベントを行っている。これまた幸いにも、同じくらいの月齢で、母親同士も同い年の女性を二人発見し、LINEを交換することに成功した!そのうち一人はとても近所に住んでいたので、家に招いてさらに交流することができた。ママ友の誕生である。私が住んでいるK市は工業都市で、外部からの移住者も多いのだがママ友である彼女も同様で、妊娠を機に仕事を辞め、近所に知り合いもいないとのこと。同い年の母親、という好条件も手伝って話が弾んだ。この瞬間だけは孤独感が和らいだ。こういう、ゆるいつながりをたくさん作っていきたいと思う。
育児日記-2018年4月ダイジェスト-
4月の育児日記ダイジェスト版。
2018/04/02
前日の夜、突然右胸にしこりができる。胸が石のように硬くなるだけでなく、鈍い痛みも走るようになったので慌てる。翌朝最寄の産婦人科に駆け込み、母乳マッサージでしこり(=母乳の詰まり)を除去してもらう。が、なかなか栓が抜けず(乳栓という脂肪粒が乳腺を塞いでいたらしい)。助産師さんが数十分の格闘の末、ついに栓が抜けた瞬間、ピューっと詰まっていた母乳が天井まで飛んだのには驚いた。まるで水芸のようだった。
詰まりは取れたものの、すでに乳腺の炎症が始まっていたらしく、その日の午後から熱が出た。恐れていた乳腺炎に、ついになってしまったのだ。体温は、38℃まで行かない程度と高くはないが、猛烈にだるい。そして、乳腺炎の治療法は「赤ちゃんに過剰な母乳を飲んで除去してもらうこと」。。。炎症が起きていようと、24時間母乳は生産されている。つまり、どれだけ熱があろうと倦怠感に苦しもうと、赤ちゃんに授乳し続けなければ治らないのだ!今まで、体調が悪い時はひたすら寝ていれば良かったけれど、今回はその選択肢が取れない。これは辛かった。
幸い、頻回授乳を頑張ったおかげで次の日の午前中には熱が下がり始め、何とか床を払うことが出来た。この頃は実家に居て、家事も子供の世話も人に任せることが出来たが、自宅ではそうはいかない。育児の洗礼を受けた気分だった。
だが、この日を境に乳腺の状態が不安定になり、しこりと痛み、そして絶え間ない寒気に悩まされることとなる。。。
2018/04/08
相変わらず胸の状態はよくないが、ついに実家からアパートのあるK市へ戻る日を迎える。K市までは約1000km、飛行機で1時間半程度の距離だが生後2ヶ月の赤子を飛行機という絶対に出られない空間に閉じ込めて飛ぶ勇気はなかったので、新幹線で移動する事にする。新幹線だと直行で5時間はかかるため、途中で中部地方にある夫の実家に一泊し、一度の移動時間は2時間半程度に抑える作戦である。
子供連れではじめて乗る新幹線、さらには乳腺炎気味の体を抱えての乗車は不安だった。ただ、新幹線には授乳に使える「多目的室」があり、車掌やスタッフに声かけをすれば自由に使わせてもらうことが出来る。幸い、今回の移動では他に使う客もいなかったためゆったりと授乳する事ができた。春の景色を眺めながらの授乳はなかなかオツだった。
2018/04/09
無事に新幹線移動を完遂し、いよいよ家族三人での生活がスタート。息子氏は疲れたのかよく寝てくれた。
2018/04/11
大移動の疲れが出たのか、乳腺炎が再発。ただし、痛みとしこりがあるだけで熱はなし。K市でのかかりつけの産婦人科に電話したところ、今年の二月に分娩を取りやめた関係で常駐の助産師がいなくなってしまい、対応できないとのこと。過疎化と医師の病気により、この産婦人科も分娩は扱えなくなってしまった。地方都市の悲哀である。苦肉の策で、少し遠い産婦人科に泣きつく。これが大当たり。実家付近の母乳外来よりはるかに科学的、かつ効果的な施術と治療法を教えてもらえる。思っていた通り、乳腺炎には食事制限は必要なく、授乳間隔が空くことが何よりものリスク因子とのこと。新幹線での移動で、授乳間隔が空いてしまったことが再発リスクを高めたようだ。そして、乳腺が活発な時期(授乳を始めたばかりの時期)はどう頑張っても乳腺炎になるときはなってしまうらしい。。。
葛根湯の束に加えて、抗菌剤と授乳中でも飲める鎮痛剤をもらう。地元で心強い味方を見つけることができ、精神的に救われる。
2018/04/27
母乳外来の受診から二週間、胸の状態は一進一退を繰り返していた。少しでも気を抜けばすぐにしこりができる上に、微熱がずっと続く。体調以上にメンタルがやられ気味だったが、そうこうするうちに何とか産後100日を超える。産後検索魔になった際に、どこで見たのか「母乳育児は軌道に乗るまで100日かかる」という言葉を覚えていたが、この言葉は本当だった。100日を超えたあたりからようやく授乳の痛みが軽減され始め、120日を超えてからは母乳トラブルはほぼなくなった。あれほどひどかった乳口炎も、もうない。なんとも苦しい日々だったが、乗り越えられて良かった。。。
推し(育児用品ブランド)
0歳児育児に乗り出して、今まで見向きもしなかった商品やブランドがぐいぐい目に入ってくるようになった。4ヶ月の今まで、各ブランドの赤ちゃん用品をいくつか試してみた結果、いわゆる「推し」ブランドができたので書いていく。
お尻ふき
「グーン 肌にやさしいおしりふき」
一日に少なくとも20枚は消費してるんじゃないか?と思われる、もっぱらの消耗品「赤ちゃんのお尻ふき」。いろいろ試してみて、とにかく水の含有量が多く「洗い流すように拭ける」 本品が一番のお気に入りとなった。ピジョンの「おしりナップ」シリーズの「こすらずつるんっ」も愛用していたが、僅差でグーンのお尻ふきのほうが使い勝手が良いように思う。水で洗い流すように気持ちよく汚れがふき取れるのが良い。
紙おむつ
「メリーズシリーズ」
産前は「紙おむつはブランドごとに好みが分かれます」的な文章を読んでも「意味がわからん。どのブランドだろーとおむつはおむつでしょ?」と思っていたものだが、その考えは実に浅はかだった。紙おむつはブランドごとに全然違う!
息子氏を産んだ病院では、パンパースを採用していた。息子氏は低出生体重児だったので普通の「新生児用」おむつではサイズが合わず、体重3kg以下のマイクロサイズなおむつ(新生児より小さいサイズ)を、さらに折り返して使っていた。これは薬局には売っておらず、息子氏が退院してしばらくは西松屋でまとめ買いをして使っていた。
パンパース おむつ 新生児より小さいサイズ テープ はじめての肌へのいちばん 24枚
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- 発売日: 2016/10/25
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息子氏が無事体重3kgを突破するまで、退院してから3週間弱かかった。長かったような短かったような期間だが、あっという間に小さいサイズのおむつは履けなくなった。その後、試供品でもらったメリーズの新生児用おむつを試してみたところ、ばっちりフィット。その後、またパンパースを試したりしたが、パンパースは横幅が狭い?のか、あまり上手く着けられず。ずっとメリーズを使っている。
メリーズテープ Sサイズ(4~8kg) さらさらエアスルー 216枚 (54枚×4)
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メリーズはマスコットの「メリーズうさぎ」がカワイイのでそこも気に入っている。赤ちゃん一人あたりメリーズうさぎ二羽が生まれて、お世話をしてくれるんだって!メリーズはおむつ1パックごとに印刷されているイラストが違うので、メリーズうさぎが全面に出ているパックを引き当てると嬉しい気持ちになる。おむつ替えは毎日、頻繁に行うことなので、気が滅入らないようにする工夫が素晴らしい。
スキンケア
スキンケアは断然ピジョン推し。お風呂で使うベビーソープと、お風呂上がりの保湿はピジョンのものを使っている。乳児湿疹が怖くて保湿は神経質に行っているが、息子氏の肌にピジョンの成分が合っているのか今まで湿疹が出たことはない。大人の石鹸と違って香料が入っていない分、赤ちゃんの「得も言われぬ芳香」がよくわかる気がする。
これから暑い季節になるので、保湿は顔のみにして、お風呂上がりにベビーパウダーを叩いている。また、新生児の頃から、お尻はおむつかぶれ予防にポリベビーを塗っている。
生後1ヶ月のころにほんのりとお尻が赤くなっているのに気づいてから習慣で塗っているが、これのおかげか息子氏のお尻がかぶれていたことはない。あせもにも使えるらしいので、これからの季節も活躍しそうである。
近況
朝、息子氏が起きてる間は世話に追われ、夜は思考力が落ちきって死んでるので、ぜんぜんブログが書けない。ネタはたくさんあるのに。。ぼちぼち書いていきますね。
寝返りに成功
昨日、生後4ヶ月にしてついに息子氏が寝返りに成功した!正しくは、「親が別の方向を向いていて、向き直ったら勝手に寝返っていた」である。なぜ親の見ていないところで突然進化するのか。。。とはいえ、寝返り成功は嬉しい。
まだ傾斜があるところでしか寝返りはできない。平らな布団の上では上手く回れないらしく「アイ--! アイア!!」と不思議な音を発しながら頑張っている。プロのアスリート並みにトレーニングに余念のない赤子である。そして、布団から脱走するんだろうな……
今さらお宮参り
生後30日どころか、すでに生後100日をとうに超えているが、ようやくお宮参りに行ってきた。義実家から頂いた帽子とよだれかけがぎりぎり入って一安心。(息子氏は終始迷惑そうな顔をしていたが)場所は地元K市の八幡神社。明朗な晴天の日で、境内では結婚式が行われていた。佳日に神様へのご挨拶ができて嬉しい。
ちなみにこの八幡神社、白蛇の神様を祀っていて、かわいいイラストが随所にあった。白蛇の神といえば「囮物語」の撫子である!「物語」シリーズでは千石撫子が一番好きなのでオタク的にも嬉しい。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
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息子が夫に激似だった件
現在生後3ヶ月の息子氏だが、その面差しは生まれた直後から夫そのものである。
目と接近した眉、小さくて丸い鼻、垂れがちの瞳。私の遺伝情報は一切表現されず、ひたすら夫にそっくりである。唯一、私の遺伝情報があるとしたら手相くらい。
(吉田戦車「まんが親」1巻より)
長男つーのは母親に似るもんじゃないのかよ、わしゃ夫のクローンを産んだのか!?
……と思わんこともないが、自分に似ていなくても問題なく息子氏は超絶かわいい。
「似てない親ってのはさびしいもんだよ。」
まったく知らない間に気持ちを推測され気づかわれていたわけだが、
「いや、おれぜんぜんさびしくないから。」
強がりでなくそう言いたい。
「いや本当に。」
自分の要素があろうがあるまいが、居住空間に一緒にいる、ということが子供への愛情の源なのだろう。ひとつ惜しいのは、赤ん坊の顔はどんどん変わるらしいので、今の夫にそっくりな顔立ちも変わってしまう運命にあるのが悲しい。
乳腺炎との闘い(心情編)
ここ最近の育児日記が滞っていたのは、3月下旬から乳腺炎に悩まされていたからです。
詳しく書く気力がないので箇条書きにすると、
- 息子氏、一時的に夜通し寝るようになる
- 当然授乳間隔が空く
- 規則的になった!これで寝られる!と喜んでいたら、胸にしこりができて痛むようになる
- さらに相変わらず授乳が下手で、両胸に乳口炎ができる(ものすごく痛い)
- 最寄りの産婦人科の母乳外来へ駆け込む
- 桶谷式母乳マッサージや授乳指導を受けるも改善せず
- ついに右胸が石のように硬くなり、搾乳しても母乳が出なくなる
- 母乳外来へ再診し、数十分の悪戦苦闘の末、母乳つまりの除去に成功
- ↑直後から発熱、平熱〜37度台後半を行ったり来たりする
- 発熱と関節の痛みでフラフラになりながらも必死で授乳
- なんとか熱は1日で下がったが、それから2週間以上ずっと調子が悪い←いまここ
冒頭の漫画のように、幸か不幸か母乳がよく出る体質だった私。産後すぐに受けた母乳マッサージも、押せば押すだけ母乳が出てきて面白かった記憶がある。そのおかげで母乳が出なくて辛い、という悩みとは無縁であるものの、
- 息子氏が早産で小さい
- 母体(私)が大柄で赤ちゃんと高さが合わない
- 産後、母子同室ではなくNICUからのスタートだったため赤ちゃんと授乳リズムを合わせられなかった
- 授乳方法がいつまでもうまくならない
- そして母乳はどんどん出る
上記の条件が組み合わさった結果、飲みきれない母乳が乳房に溜まり、乳腺炎になってしまったのだ。
発症から2週間が経った現在では、
- 日中は2時間、夜間は3時間おきの授乳
- 赤ちゃんが飲みたいときに、飲みたいだけ時間をかけて授乳を心がける
- 搾乳は最低限に止める
- 授乳姿勢の改善
- 葛根湯の服用
上記の対処で、なんとか小康状態を維持している。とはいえ、まだ母乳の分泌過多は改善しきっておらず、少し気をぬくと胸にしこりができてしまうし、母乳が溜まってくると乳房に重い痛みが走る。一度授乳すると、次の授乳までのカウントダウンが始まるようで、これは精神的にクるものがある。
育児書には「生後3ヶ月程度になると、赤ちゃんが母乳を飲む量が増えて楽になってきます」的なことが書いてあるが、果たしてどうなることやら……(現在息子氏は生後3ヶ月)
とりあえず今言いたいことは、
母乳育児って無理ゲーじゃね?
母乳にこだわりはないつもりだったけど(単にたくさん出るので与えてただけ)ここまでトラブルが多いと、心が折れそうになる…こんなことなら免疫たっぷりの初乳だけ与えて、あとはミルクにすればよかった……
しかし、ミルクにしたらしたで被災したときなどミルクが手に入らなくなった場合が怖くてたまらず、断乳する勇気は微塵もないのであった。今現在、先の見通しはまるで立たない。
救いは、息子氏がすくすくと成長していること。あやすとよく笑ってくれるようになり、ここだけ光が射したように明るい。授乳トラブルさえなければ、もっと楽しい時期であっていいはずなのに……