ジャックと豆の記

妊娠と育児、35週での早産に関する情報など

妊娠と育児に関するブログ

育児日記 2018/07/01-2018/07/08

2018/07/01

 夫が3週連続の休日出勤。朝からバタバタと出て行った。同時に、自分の仕事の納品日でもあり、朝から緊張。在宅仕事、かつ休日にリリースなので、何かあったときに相談できない環境での仕事は大変だ。とはいえ、事前に何度もテストしておいた甲斐あって無事にリリース・納品完了。やれやれ。

 

2018/07/02

 息子氏の乳児湿疹だが、一日4回のローション塗布・お風呂上がりのローション+ベビーワセリンの合わせ技でほぼ全快した。もともと保湿には気をつけていたが、生後5ヶ月になってよだれの量が一気に増えたのと、腹ばいを覚えて顔を布団に擦り付ける癖が始まったせいでなかなかよくならず、気を揉んでいた。それでも執拗な保湿がものを言うのだ。しかし、最大の原因はうつ伏せになって顔を擦り付ける刺激によるものだったようで、一晩仰向けに寝る日があっただけですぐに皮膚の状態は好転した。赤ちゃんの回復力はすさまじい。

 

 湿疹を気にするのは、「湿疹がある=肌のバリアが壊れている状態で離乳食を始めると、肌から侵入した食物中のタンパク質がアレルゲンとなって食物アレルギーを発症する可能性がある」と聞いていたからである。

www.buzzfeed.com

 この記事によると、「口から消化管経由で体に入ったタンパク質はアレルギーを予防するが、肌から侵入したタンパク質はアレルギー物質として駆逐される(アレルギー反応を起こす)」とのこと。食物アレルギーとはつまり免疫系の誤作動なので、肌の侵入口を塞いで誤作動を起こさないように注意することで、不要なアレルギーを予防できる可能性がある。

 湿疹以外にも、食物アレルギーの原因は遺伝や住環境のハウスダストなど複雑な要因が絡み合っているようなので、肌さえ治しておけば予防できるというものでもないだろうが、少しでも不安要素は減らしておきたい。

 

2018/07/03

 台風7号が九州に接近。強い雨風が一日中続いた。息子氏に新しいおもちゃとしてチラシを与えてみたところ、両手で紙を掴んでくしゃくしゃにする遊びを始めた。誰も教えていないのに、どんどん器用になっていく!

 

2018/07/04

 台風一過の快晴。もう夏本番という感じ。ここぞとばかりに洗濯をする。雨続きなので晴れの日があるとことの外嬉しい。

 

2018/07/05

 ベビーシッター派遣業の「イコニコ・カンパニー」が入会のための説明に来訪。気になったのは以下の点。

 

  • 私は仕事が忙しいときにスポット(単発)でのベビーシッター派遣を希望しているが、スポット対応の場合はシッターの選択ができない。指定した日に都合が空いているシッターを派遣するので、当日まで誰が来るかわからないということ
  • 保育士・看護師の資格を持ったシッターが少ない。多くのシッターは、育児経験がある40-60代の素人である。
  • シッターの人材が流動的であること。(家庭の事情などで人員の入れ替わりが激しい)

 以上を踏まえて、

  • 余裕を持ってシッターに来て欲しい日時を指定し、事前に面接を行う(このとき、シッターの交通費はこちら持ち)
  • 医療的措置が必要な場合など、シッターが「適切なコミュニケーションが取れる」人間であることを把握する

 

 このような対応を取ることで自衛することにした。本当は、「保育士などの資格を持っており、適切なコミュニケーションが取れる人物」と事前に面接した上で定期的にシッターをお願いするというのが理想だが、スポット利用という関係上、それは難しいようだ。

 ただ、ベビーシッターを利用する際は必ず私が在宅しているので、例えばシッターがいるときに息子氏が怪我をしてしまった、などの場合にすぐ医療的措置を取ることはできる。その点は大きな安心材料である。

 在宅中、仕事に専念するために安心してシッターに子供を預ける、という当初の目的とは少し外れてしまうが。。。結局息子氏とシッターの二人に注意を払わねばならず、二重にストレスを貯めるだけかもしれない。しかし、子供を育てるにあたり養育の手は多い方が良いとも思うので、入会することにした。入会費10,800円。更新料なし。

 

2018/07/06

 「7月6日〜8日まで西日本は記録的な大雨が降る」とかいうとんでもない予報が出る。実際、6日は0時からK市でもエリアメールが暫時発令され、計4回の避難勧告・避難指示が出た。幸い、私たちの住んでいる地域は高台にあったため被害はなし。とはいえ、テレビを見れば紫川が氾濫寸前まで水位が上がっており、各地に甚大な被害が出ていた。一応、息子氏のおむつ等を詰めた避難セットを用意し、断水に備えて浴槽に水を張った。避難勧告も指示もなかったが、単に運が良かっただけだろう。そして18時には福岡・佐賀・長崎県に大雨特別警報が発令された。(翌朝解除)まったく、生きた心地がしなかった。 

 

2018/07/07

 七夕だが曇りの日。九州に豪雨をもたらした雨雲は、迷惑なことに近畿・四国・東海地方に居座った。九州北部の雨も相当なものだったが、本州に出た被害の方が甚大であった。被災した方の気持ちを考えると言葉もない。。。

 

2018/07/08

 だんだん体を自由に動かせるようになってきた息子氏。最近ではハイハイの途中形態?なのか、頭を擦り付けてお尻を持ち上げ、「尺取り虫」のような形で布団の上を這うようになってきた。これがなかなか移動スピードが早い。腹這いになるとすぐに下がっていた首も、日を追うごとに持ち上げたまま維持できる時間が長くなっている。首をしゃんとあげてハイハイできるようになるのも時間の問題だろう。子供の進化は本当にすごい。

育児日記 2018/06/23-2018/06/30

2018/06/23

 土曜日お昼のEテレを見ていたら、「へそまがり昔ばなし」というアニメに行き当たった。

 キャラクターはかわいいが、どこか不気味で毒のあるクレイアニメ。見覚えがあるタッチだと思ったらロアルド・ダールの作品だった。

 

へそまがり昔ばなし (児童図書館・文学の部屋)

へそまがり昔ばなし (児童図書館・文学の部屋)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,灰島かり
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本
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  原題は"Revolting Rhymes"(不愉快な韻)。マザー・グースとかけているのだろう、とにかく内容が皮肉っぽく、毒気に満ちている。元ネタを知っている大人には面白いが、そもそも昔話のひとつしてあげていない息子氏には教育上よくないな。。。と、画面に釘付けになりながら思ったのだった。

 

 

 

2018/06/24

 Amazon Primeビデオで見ていた「仮面ライダーオーズ」をついに完走する。最初から最後まで、素晴らしいストーリー展開だった。やはり小林靖子脚本は神。

 

 

 

2018/06/25

 大阪北部を襲った地震から一週間、余震はあるもののその後大きな地震はなかった。一安心である。とはいえ、一瞬にして日常が崩れ去った被災地での人々の心労はいかほどのものか。子持ち家庭なので、災害情報にはひときわ敏感になる。

 

2018/06/26

 気温が高くなってきて、気になっていたのがオムツのニオイ対策。まだ母乳オンリーの息子氏、腸内は乳酸菌だらけとは言え、気温が高ければ臭いは漏れる。それを見越して密閉できるゴミ箱を買っておいたが、九州の高温多湿な夏には太刀打ちできず。そこで、お出かけ用にまとめ買いしておいた「おむつが臭わない袋」に大きい方のオムツを包んで捨てるようにしてみたところ、全く臭わなくなった!自分のアイディアが少しでも成功すると、ものすごく嬉しい。

 

  200枚入りで1890円、1日に4枚使ったとしても50日、2ヶ月近くもつのでリーズナブル。何より地味にストレスだったニオイ問題が解決したのが嬉しい。

 

2018/06/27

 月末なので日中も必死に仕事をする。在宅でWebサイト保守の仕事をしているが、早くも息子氏が寝ている間に仕事をする、という選択肢が使えなくなってきた。昼寝の寝かしつけに成功してさて仕事だ!と机に向かったところで、そばにいないとすぐに起きてしまうのだ。。。つくづく赤ちゃんにごまかしは通用しないな。

 

2018/0628

 今日も仕事。集中してやれば一時間もかからない仕事が、息子氏の相手をしていると3時間も5時間もかかる。というか、日中息子氏が起きている時間は仕事などほぼできない。なので、必然的に夜仕事をすることになるが、昼間の疲れに加えて帰宅してくる夫の世話があるとそれで手いっぱいで、仕事に集中するだけのエネルギーがなくなってしまう。。。とはいえ、仕事をしない方がストレスが溜まるので、ベビーシッターを探すことにした。

 ベビーシッターを探すにあたり、「全国保育サービス協会に加盟している会社であること」を基準にした。

www.acsa.jp

 厚生労働省のサイト「ベビーシッターなどを利用する時の留意点」に、非常に有用な情報がたくさん載っていたので参考にした。お金や手間を惜しんで大事な息子氏に危害を加える訳にはいかない。少数ではあるが、ベビーシッター・ファミサポなどを頼んだ際に質の低い人材が来て、赤ちゃんに危害が加えられたケースはある。用心するに越したことはない。

www.mhlw.go.jp

 K市周辺で家事代行・ベビーシッター業を運営している「イコニコ・カンパニー」に連絡。営業の人が面接に来てくれることとなった。自分の希望は、どうしても仕事が忙しいときに来てもらうスポット(単発)対応で、月2回程度。私も在宅する状態で、自分の家で子供を見てもらう。仕事のためだけでなく、密室子育てを回避するためにも、誰か信用できる育児のプロに介入してもらいたい。

 

2018/06/29

 少し前に西松屋で半ばネタ感覚で買った「ドラゴンボールロンパース」。体長70cmから着られるサイズだったので、息子氏に着せてみたところ、ものすごくカワイイ。その上、生地がジャージー生地でやわらかく、息子氏が動きまくっても邪魔にならない。ネタ要素しかないかと思ったら意外と高性能なのがありがたい。

 

 

 

2018/06/30

 今年も半分が過ぎた。自分では「えっまだ2018年なの?」という感じ。もう10年くらい過ぎ去った気がする。それくらい、2018年上半期は怒涛の日々だった。

 1月に緊急入院からの早産。その後NICUへ一週間の通院、産後一ヶ月で仕事復帰、乳腺炎、関東から九州への移動、ワンオペ育児、ママ友の開拓……うん、いろいろあったわ。予定日より1ヶ月以上も早い早産で、2kg少々で生まれた息子氏。周りの赤ちゃんよりふたまわりは小さく、か細かった息子氏。今では体重7kg近くになり、あやせば笑い、元気にハイハイをしている。これは奇跡だ。息子氏の生命力はもとより、産婦人科の先生、助産師さん、新生児科の先生方、母乳外来の先生、地域の保健師さん、両親、何より夫の協力があって繋がれた命だ。こんなに素晴らしいものはない。

 

 

育児日記 2018/06/16-2018/06/22

2018/06/16

 週末恒例、イオンモールでお買い物の日。この日は、来る離乳食作りのため、裏ごし器を購入した。

 それにしても、離乳食の開始時期は悩みの種である。息子氏は予定日より1ヶ月以上早く(35週)生まれたため、生後の月齢は5ヶ月だが、本来の月齢(=修正月齢)では4ヶ月ちょっと。実際、成長ぶりを見れば普通に生まれてきた子と何も変わらないように思えるが、離乳食のように内臓の機能が関係してくる行為は、踏み出すのが怖いのが本音だ

 

 

はじめてママ&パパの離乳食 (実用No.1シリーズ)

はじめてママ&パパの離乳食 (実用No.1シリーズ)

 

 

 離乳食のレシピ本として上記の本を買った。本によれば、「親が食事しているのをじっと見つめたり、よだれを垂らしたりするなど興味を持ち始めたら離乳食のスタート時期です」「早産で生まれた子は、小児科に相談してから離乳食を始めましょう」とのこと。

 息子氏はというと、私が家にいる間はのべつ何か食べているせいか、4ヶ月後半から「食」という概念が芽生え始めたように見える。寝返りも打つし、情緒的な成長も平均的な息子氏、ややもすれば早産児であることを忘れてしまう。そろそろ踏み切ってもいいのだろうか?

 

2018/06/17

 晴れて爽やかな日。睡眠リズムを整えるために、可能な限り午前中に外出して散歩なり体を動かすようにしている。最近は日差しが強いので、外出前にたっぷり日焼け止めを息子氏のお肌に塗りこむ。息子氏は日焼け止めを塗られる際、毎回イヤそうに顔をしかめている(笑)、が、UVケアが必須の昨今、アトピーやアレルギー予防のためにもなんとか習慣化させたいものである。

 

 ちなみに日焼け止めはベビー用日焼け止め「ママはぐ」を使っている。出産するまで、添加物の少ないベビー用日焼け止めなんてものがこの世に存在していることすら知らなかった。世界は広い。

 

 

2018/06/18

 大阪北部で大きな地震!とりわけ高槻では震度6弱とすさまじい。九州では何事もなかったが、梅雨の時期に大きな地震とはイヤなものだ。。。小さい子供がいると、災害情報に敏感になる。九州も去年の九州北部豪雨のときは甚大な被害を受けた。九州は災害が多い地域だから気をつけねば。防災袋など買っておこう。

 

2018/06/19

 雨がしとしと降る、蒸し暑い日。気圧のせいか気分が優れず、家事に身が入らなかった。太陽があまり出ないと息子氏も調子が悪いのか(?)、いつもは昼寝しても1時間保たずに起きるのに、この日はうとうとと眠りがちだった。体調が悪いのではと心配したが、起きている間は元気に動いていたので安心している。

 

 そしてこの日、W杯でなんと日本がコロンビアに勝った!!開始5分でレッドカード、退場者が出るなどほぼコロンビアの自滅のような試合だったが、同じく数的優位を全く活かせなかった2014年ギリシャ戦のことを思うと少し嬉しい。「勝負に不思議の勝ちあり」というものか。ただ、日露戦争のときになまじっか日本海海戦で勝利してしまった記憶が日本を暗愚の道へ導いたように、いい思いをした経験はむしろ悪い結果を呼び込む可能性がある。なんでも、目の前の状況に一喜一憂するのが人間だけれど、勝ったときこそ冷静に、慎重に行動する必要がある。

 

2018/06/20

 録画していた「ズートピア」を息子氏と見る。(といっても、息子氏は膝に抱かれているだけだが)噂には聞いていたが、予想以上に良い作品。出てくるのはカワイイ動物だが、描いているのはシビアな差別問題である。肉食動物のニックに対する草食動物のジュディのように「差別される側も、実は根深い差別意識を持っている」ことがポイント。未だにアメリカ社会で差別されがちな黒人が、同じくNationsのアジア人を差別して憂さを晴らす、というのはよく聞く話だし、女性差別撤廃を訴える女性が、平気で男性に不利な役割を押し付けたりする。人はどうしても自分が正義の側に立っていると思いたいものだが、そもそも差別とは無自覚に行われるものだ。誰もが持ちうる欺瞞を、かわいいキャラクターを用いて痛烈に風刺している、と思った。

 

ズートピア (吹替版)

ズートピア (吹替版)

 

 

2018/06/21

 懸案だった「一時保育の相談」について区役所へ赴く。K 市の規定では、「一時保育は生後6ヶ月以降からスタート」であり、まだ5ヶ月の息子氏は相談のみで登録はできないとのこと。その場で登録するのだと思って印鑑などをママリュックに詰めて出かけたが、ちょっと拍子抜け。

 一時保育開始までの流れだが、下記のようになる。

 

 一時保育をやっている保育所に連絡を取り、見学する

 ↓

 保育所の希望を区役所へ提出する

 ↓

 その場で職員が保育所へ連絡し、一時保育に空きがあるか確認する

 ↓

 受け入れOKの保育所が見つかったら登録する

 ↓

 保育所で面接を行い、アレルギーの有無などを親と保育所の双方で確認する

 ↓

 一時保育開始

 

 区役所の職員さんからは「まずは保育所の見学に行ってください」と勧められたが、これから九州は本格的な夏を迎えるため、赤ちゃん連れで移動するのは厳しい。なので、保育所探しは9月以降、秋風が立った頃からにすることにして、ベビーシッターなどを利用してみようかと思う。一時保育が日額2000円なのに対しベビーシッターは一時間2000円とかなり高いが、月1回、2時間の利用でもその間安心して仕事に集中できるなら安いものだ。また、仕事だけでなく親子密室子育てを防ぐためにも、外部の風は常に入れるようにしたい。 

 

2018/06/22

 寝返りでうまく片手を引き抜けなかったのはいつのことか、あっという間に寝返りをマスターした息子氏。今度はハイハイの練習を始めた。毎日泣き叫びながら練習している成果で、最近は数歩進み出している。誰も寝返りはおろかハイハイの動きなんて教えていないのに、赤ちゃんの進化する力とはすごいものだ!

 

 

 

育児日記  2018/06/08-2018/06/15

2018/06/08

 市民センターで月一行われる「乳幼児交流会」に参加した。身体測定で、息子氏は身長62cm、体重はなんと6,700gに成長!道理で最近重くなったわけだ。母乳しか飲んでいないのにこの成長ぶり、素直に嬉しい。

 身体測定の後は、地域の保育園から保育士さんが来てくれて、「パネルシアター」と「アンパンマンの腕輪作り」に興じた。

 前半は「パネルシアター」。ホワイトボードに紙製のキャラクターを貼っていって、劇をしたり歌を歌ったりする遊び。「あおむし一家」や「公園に動物の家族がやってきた!」など可愛いキャラクターがたくさん出てきて、子供らを楽しませる工夫がいっぱい。最後は「さんぽ」の歌で締めくくりだった。(「さんぽ」の歌はパネルに貼る絵が多く、保育士さんは八面六臂の活躍だった) ねんねの0歳児はともかく、自我が芽生えた1歳児以上の子供は、そもそも集中力を持続させることが難しい。お母さんが押さえているとはいえ、ややもすればすぐ騒いだり走り出したりする子供らだが、さすがに保育士さんはプロで、彼らをさらりと誘導し、パネルに注意を向けさせていた。

 後半は「アンパンマンの腕輪作り」。あらかじめ用意された紙を糊で貼ってアンパンマンの顔を作り、腕輪に貼り付けるというもの。工作など小学校以来だが、なかなか楽しい。自作の腕輪は息子氏の腕にはめてみたものの、息子氏は興味を示さなかった。アンパンマンにハマるのはもう少し先か……

 

2018/06/09

 前日の猛烈な蒸し暑さから一転、晴れて爽やかな日。週末恒例、イオンモールへ買い出しに行く。授乳生活も5ヶ月目、授乳ブラがそろそろ限界になってきたので、ユニクロでブラトップを買い込む……が、母乳パッドがすぐに剥がれてしまい、授乳ブラの代用品としては少し微妙かも……現在はフルに授乳しているが、離乳食が進んで授乳頻度が減ったら使えるようになるか?

 

2018/06/10

 一日曇り空。雨の予報だがほぼ降らず。このように「晴の日が多く、雨が降るときはまとまって降る」梅雨を「陽性の梅雨」、「ずっと雨模様で継続して雨が降る」梅雨を「陰性の梅雨」というらしい。子供が生まれてとにかく洗濯物が増えた家庭としては、ぜひ今年は晴れ間が多い「陽性の梅雨」であって欲しい。

 

2018/06/11

 息子氏が生まれて約5ヶ月。この日、初めて連続して7時間も眠ってしまった!!最近は寝返りをマスターし、うつ伏せになるとハイハイの練習をしているので疲れたのだろうか?なんにせよ、睡眠時間が取れるということは素晴らしい。

 

2018/06/12

 晴れて、湿度の低い日。大陸から乾いた北風が吹き付けているそうだ。日陰など、高原の夏のような爽やかさである。ずっとこんな天気ならいいのに。九州の夏は高温多湿、死の季節である。

 

2018/06/13

 今日は予防接種(BCG、四種混合)の 日。BCGはいわゆるハンコ注射で、生きた結核菌を腕に塗り、細かい針が付いたハンコで押し込む、という大人でも痛そうな手法で注射する。ただ、他の赤ちゃんがギャン泣きする中、息子氏は射された瞬間こそ泣いたものの、すぐに泣きやんだ。大物である。

 また、BCGについて「コッホ現象」の説明をされた。通常、BCG注射を行うと二週間ほどで注射痕が腫れ始め、一ヶ月程度でもっとも腫れがひどくなる、という経過をたどる。しかし、腫れるスピードが早く、10日ほどで注射痕が赤く腫れ上がり、水ぶくれが破れたりする現象を「コッホ現象」といい、医療介入が必要である。そのため、注射をして10日程度は要経過観察、と言われた。

 

2018/06/14

 息子氏は盛んに寝返り→前進する練習をしている。が、まだ筋力がないのでうつ伏せになるだけでどこにも行けない。それが不満らしく、うつ伏せになって首を持ち上げ、ニコニコしているかと思えば急に泣き出す。必死で前へ進むべく体を動かしている様がとてもカワイイ。泣き叫びつつ、日に日に筋力は増していて、うつ伏せになるとお尻を持ち上げるようになった。

 

2018/06/15

 金曜日はヤクルトレディさんが来る日。定期購入はしていないのだが、ヤクルト製品は好きなので手売りしてもらっている。息子氏を連れて玄関に出ると、ものすごく喜ばれる。息子氏も人を見るとよく笑うので、なおさら可愛がられる。赤ちゃんはどこにいってもアイドルだ。

 

 

 

育児日記 2018/06/04-2018/06/07

2018/06/04

 

 ダスキンのレントオールで、手動のハイローチェア「ネムリラ エッグショック」をレンタルした。ハイローチェアって何だ?と思っていたが、簡単に言えば「キャスターが付いたゆりかご」という感じ。また、「ハイロー」とは「High & Low」で、ベッド部分の高さを調節できる。息子氏はそこそこ気難しい(?)タイプのようなので、もしかしたら一回使ってお蔵入りかもしれないな……と心配したのも束の間、息子氏はハイローチェアに乗った途端にニコニコ。ベッドの背もたれを軽く押して揺らしてやると、更にニコニコ。機嫌が悪い時は無理だが、概ねハイローチェアのことは気に入ってくれた様子!これは嬉しい。また、ベビー布団と違い適度に高さがあるため、抱っこの上げ下ろしが楽。もっと早く借りておけばよかった!息子氏の下に子供を授かったら、今度は新生児から使いたいと思うほどにヒット。

 頻繁に寝返りを打ち出したら使えなくなるだろうから、試用期間はおそらくあと一ヶ月ちょっとだと思うけれど、とても嬉しい出来事だった。子供が居ると、「子供に喜んでもらう」という喜びが新たに生まれる。

 ちなみに、ハイローチェア(手動スウィング)のレンタル料金は1ヶ月4,320円(税込)。自分で支社まで赴いてレンタルすれば送料はかからないが、そんな気力はなかったので、送付・返却代金込みでプラス3,240円、合計7,500円だった。

 

2018/06/05

 5月末に梅雨入りした九州、その名に違わぬ雨模様。家にこもるとすぐ鬱っぽくなるので、雨でもできるだけ外出しようと考えてはいるが、いかんせん息子氏が雨に濡れてしまうことを考えるとなかなか外出はできない。その分、家の中で活動しようと思い、Amazon Prime ビデオを見ながら筋トレなどをする。仮面ライダー鎧武を完走したので、仮面ライダーオーズを見始めたらこれがもう一話からめちゃめちゃ面白くてはまった。2010年の作品か……リアルタイムで観たかったな〜

 

2018/06/06

 新生児ほやほやの時期に買ってはみたものの息子氏の体に合わず、そのまま3ヶ月ほど埃をかぶっていたエルゴベビー adaptだが、ついに表舞台に出る時が来た!

 低出生体重児で生後すぐは2kgちょっとしかなかった息子氏も、早いものでもう6kg。首もほぼ完全に据わったので大丈夫だろうとエルゴに再挑戦したところ、すんなり装着完了!新生児時代に使っていたベビービョルンが、そろそろ腰にキ始めていたので、腰ベルトがあるエルゴが使えるようになったことはありがたい。そして、新生児向けのクロス装着から、より成長した子向けの「パラレル装着」ができるようになったことも嬉しかった。35週での早産で、幸いにもなんの障害なく生まれてきてくれたものの、成長はずっと不安だった……でも、4ヶ月にして早産児の不安が払拭された想いである。1月、(どうしようもないこととはいえ)早く産んでしまったことを後悔して、病室でひとり泣いていた自分に教えてあげたい。あなたの子供は大丈夫だと。

 

2018/06/07

 夫が有給を取ったので、息子氏をお願いして美容院へ行く。産後4ヶ月に入った途端、髪がどんどん細くなった上に猛烈な抜け毛が始まり、アンニュイになっていたので美容院に行けるのは本当に嬉しかった。抜け毛対策にミルボンの育毛剤をスプレーしてもらうなど、いろいろサービスしてもらった。私が髪を切ってもらっている間、息子氏は夫と森林公園へ遊びに行った。父子だけの行動は初めてだったので不安だったが、息子氏は泣きもせず夫に抱かれて公園を楽しんだとのこと。息子氏と過ごす時間が増えるほど、夫の父性が爆発しており、大変に嬉しい。母性も父性も、生来のものじゃなく学習と訓練の賜物だ。

育児日記 2018/06/01-2018/06/03

2018/06/01

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 金曜日は(主に親の)お楽しみ、アンパンマンの日。今回は「けむりいぬ」というプードルみたいなモコモコした見た目で、何にでも変形できるキャラが出てきて面白かった。ばいきんまんに掃除機で吸われて、捕らわれたところをこむすびまんに救われて、キャラたちと交流する。雨降りには傘に変形したり、木から落ちたおばあさんをクッションになって救ったり、とにかく便利なキャラだ。でも、ラストはけむりいぬの体が透けていき、「ぼくもう煙に戻らなきゃ……」と煙になって天に戻る、という切ない展開だった。

 生後4ヶ月の息子氏の視力はテレビの画像を正確に捉えるほど発達していないので(おそらく光と色がぼんやり見える程度)、アンパンマンに喜ぶのはもう少し先であろう。親の方がアンパンマンを楽しみに見ている、変な状態になっている。。。だが、自分が子供の頃にやっていたアニメが、20数年の時を経て自分の子供が見ている、というのはやはり感慨深いものがある。

 

2018/06/02

 駅前のアカチャンホンポへ行く。ベビー用品といえば西松屋だった我々にとって、アカチャンホンポは「なんでも高い」イメージを勝手に持っており(実際は西松屋が破格に安いだけである)、敷居を高く感じていた。だが、友人から「アカチャンホンポでハーフバースデーのイベントがある」という話を聞いて、俄然興味が沸いてきた。

 実際に行ってみると、品揃えは良いし、店員さんは皆親切で好感を持った。お目当のポイントカード会員になり、イベント情報をゲット。ハーフバースデーイベントは月に複数回行われており、定員は5名。予約は早めにしないとすぐに締め切られてしまうそうだ。

 また、AmazonのCMでおなじみ、ミツバチ形の「赤ちゃんのごっつん防止やわらかリュック」が売られていて可愛らしかった。息子氏が歩き始めたら買おう。

 

 
2018/06/03

 夫の親戚に、息子氏の誕生を知らせる手紙を書いた。息子氏の写真と、福岡銘菓入りの荷物を発送。そういえば自分は長男の嫁だったなーと思いながら、滅びつつある嫁業務にいそしむ。人付き合いはコストがかかるものだが、その手間を惜しまない努力こそが親戚の縁をつなぎ、ピンチの時に生きる人間関係を作り上げるコツなのだろう。 

育児日記-2018年5月ダイジェスト-

「ベビーカーを未だ買っておらず、自分用の車も持ってないので、いつも買い物は赤子を抱っこ紐に入れて、両手に買い物袋を提げて歩いてる」と言ったら、友人に「えっゴリラじゃん」と言われました。

 

こんばんは、メスゴリラです

 

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 だってA型ベビーカー、何買えばいいのかわかんないんだもん!

 

 毎日溢れるほどにネタはあるのだが、ここのところ夜になると昼間の疲れがどっと出て、IQが2くらいまで下がってしまうので、全く記録に残せていない。。。赤ちゃんとの生活は"今"しか無いのにもったいなさすぎる。。。

 

 というわけで、5月分の育児日記もダイジェスト版でお送りします。

仕事を再開した

 リモートワークでの仕事を再開した。と言っても、今年度からそれまで担当していたHPの保守契約がほとんど切れて、仕事がごっそり減ったため、大した仕事量ではない。(ちなみに保守契約が切られた原因は前職場の社長とうちの社長との間のお家騒動である)

 しかし、子供を見ながらの仕事は思った以上に大変だった。息子氏は現在4ヶ月、いわゆる「ねんね」の時期なので、動く範囲はせいぜい自分がいる布団の上に限られる。だから、「ちょっと目を離した隙にとんでもない行動を!」みたいな恐怖は無いのだが、この齢にして「世話係の関心が自分以外に向いている」ことについては敏感に感じ取るらしい。仕事用の机の側にベビー布団を置いて、パソコンに向かっているとすぐに「うわーん」が飛んでくる。赤ちゃんの泣き声は無視できないので、その都度息子氏の相手をする。その結果、日中は全く仕事にならない。つまり、息子氏が起きている間は仕事はできない。なので、仕事は息子氏が寝た夜にまとめてやっている

 

 仕事について、息子氏の相手を最優先し、後でまとめてやるというスタイルへ気持ちを切り替えるまでは結構時間がかかった。どうしても、産前の「朝出社して日中に仕事をする」スタイルを踏襲したくなってしまう。だが、「子供をほったらかして机に向かってばかりの母親」にはなりたくない、という気持ちも大きくあった。何せ育休がちゃんともらえるような立場ではないし、「女は仕事にしがみつかないとキャリアが手から滑り落ちていく」。仕事をちゃんとやりたいという気持ちと、息子氏のために時間を使いたいという気持ちの、相反する気持ちに引き裂かれるのはとても辛かった。これについては、職場の先輩(5歳の女の子の母親)の、「在宅だろうが、子供が起きてる間に仕事なんてできるわけないよ」という言葉が大いに役に立った。子供は何につけても最優先の存在だということを忘れないようにしておくこと。でも仕事はしたいし、仕事するならばクオリティは下げられない。そのあたりの覚悟と割り切りが、子育てしながら仕事をしていくことに必要なのだろう。

 

ママ友ができた

 子供が小さいと、驚くほど外出がままならない。そうすると、どうしても引きこもり生活に陥っていき、どんどん精神状態が悪くなっていく。「ワンオペ育児」。これは核家族では当然のように発生してしまう事態であり、いろいろな意味で危険な状態である。誰にも頼れない育児に疲れ果て、子供を虐待する母親。。。には絶対なりたくなかったので、とにかく地域のつながりを作りたいと思っていた。

 幸運にも、地域の市民センターが近所にあり、一ヶ月に一度3歳くらいまでの子供を集めて身体計測や交流のイベントを行っている。これまた幸いにも、同じくらいの月齢で、母親同士も同い年の女性を二人発見し、LINEを交換することに成功した!そのうち一人はとても近所に住んでいたので、家に招いてさらに交流することができた。ママ友の誕生である。私が住んでいるK市は工業都市で、外部からの移住者も多いのだがママ友である彼女も同様で、妊娠を機に仕事を辞め、近所に知り合いもいないとのこと。同い年の母親、という好条件も手伝って話が弾んだ。この瞬間だけは孤独感が和らいだ。こういう、ゆるいつながりをたくさん作っていきたいと思う。