ジャックと豆の記

妊娠と育児、35週での早産に関する情報など

妊娠と育児に関するブログ

育児日記 2018/07/10-2018/07/16

2018/07/10

 午前中、息子氏のおむつを替えていたら、便の中に少量の血が混じっているのを発見。粘り気のある血が、筆で一筋なぞった程度出ていた。機嫌も悪くなかなか泣き止まないため、慌てて小児科に駆け込む。

 問診と計測をしたところ、熱はなく、吐き気や腹痛の様子もない。ちなみに苦痛を言葉で表現できない赤ちゃんだが、腹痛がある場合は、泣いている時に顔色が白くなるらしい。

 下血があったことを踏まえて、体内にどの程度血があるかを調べるために血液検査をすることになった。そけい部からシリンダー1本分の血を抜かれ、息子氏はわんわん泣いた。が、針を抜かれた途端に泣き止んだ。強い子である。

 血液検査の結果は翌日わかるとのことで、一旦は帰宅。その後、一度だけ同程度の下血があったものの、息子氏の機嫌も良く、食欲もあったので安心する。

 

2018/07/11

 血液検査の結果を聞きに再度小児科へ。アレルギー反応や細菌性出血ではないことを教えられた上で、息子氏が貧血であることを告げられる。

 このあたりの顛末は下記の記事に書いた。

 

tellurium52.hatenadiary.jp

 

 貧血治療薬の「インクレミンシロップ5%」をもらって帰宅。てっきり「検査の結果、問題ありません」とだけ聞かされるだろうと楽観していたため、かなりの軽装備で小児科へ行ってしまった。こんな日に限ってお薬手帳を忘れたことを後悔した。それにしても、お薬手帳はそろそろ紙媒体じゃなくアプリ化してほしい。。。

 

2018/07/12

 スポイトで貧血の薬を与えてみるも、器用に舌を使って出されてしまい、なかなか飲ませることができない。貧血は続くと発達に遅れが出る、というネット情報を読んでしまい、ますます落ち込む。

 

2018/07/13

 息子氏、生後6ヶ月!ハーフバースデーだ!元の予定では写真を撮ったりして祝おうと思っていたが、息子氏の貧血が心配で祝い事をする気持ちにはなれなかった。

 午前中に必達の仕事があったので済ませ、その後小児科へ。火曜日以降、下血は観測しておらず、熱もないし苦痛を感じている様子もないことを伝えると、「下血についてはとりあえず安心してOK。当面、貧血の治療をします。離乳食は再開すること」と指示を受ける。

 息子氏がシロップを飲んでくれないことを伝えると、

 

  • スポイトで一滴ずつ地道に飲ませる。(相当時間がかかる)
  • 顆粒の薬に切り替えて、頬になすりつける

 上記の方法で何とか飲ませるように、と言われた。とにかく薬を飲んでもらわないことには話が始まらない。頑張る。

 

2018/07/14

 火曜日から中止していた離乳食を再開する。10倍粥を裏ごしした、濃い重湯みたいなものをスプーンに入れて食べさせてみる。。。が、全く興味なし。何とか口に入れても、すぐに口から流れ出てしまう。10倍粥自体、乾いたお米から作ると結構な手間がかかるので、全然食べてもらえないと凹む。

 

 最初は炊飯器のおかゆモードで10倍粥を作ったが、時間がかなりかかる&作ったところでほとんど食べてもらえないので、下記の方法を考えた。

 

  1. 大人が食べるためのご飯を炊いたときに、大さじ1杯ずつご飯をすくって冷凍しておく
  2. 離乳食を食べさせる時間の30分前に冷凍ご飯を用意する
  3. 大さじ1杯 = 15ccなので、10倍の水(150cc)が粥を作るのに必要な水である
  4. 冷凍ご飯を10倍の水で15-20分ほど 煮る
  5. 出来たおかゆを裏ごし器で漉してクリーム状にする(サラサラのスープ状ではなく、ぽってりしたクリーム状にするのがコツ)

 

 支えればかろうじて座れる程度の息子氏。ベビー椅子を用意しておらず、大人の膝の上に乗せて食べさせるのは、予想以上に難しかった。離乳食はひとつの関門だと聞いていたが、納得である。

 

2018/07/15 

 相変わらず貧血治療のシロップを拒否する息子氏。しかし、シロップ自体が嫌いなわけではなく、サラサラした異物を口に突っ込まれるのが嫌なようだ。自分の指や人の指を口に持って行ってはしきりにしゃぶっているので、思い立ってシロップを指につけてしゃぶらせてみたところ、抵抗なくシロップを飲み込んでくれた。これで貧血治療に光が見えた!

 また、息子氏の貧血に関連するわけではないが、私もなんとなく身体&精神の不調を感じていたので安い鉄剤サプリを飲むことにした。これが大当たり

 

DHC ヘム鉄 徳用90日分

DHC ヘム鉄 徳用90日分

 

 

 最近、暑さも相まって一日中体がだるく、すぐに疲れてしまって家事も育児も億劫になっていた。本当はどちらもきちんとやりたいのに体力がなくて出来ないのはストレスがたまる。ストレスが高じてどんどん気分が落ち込んでしまい、さらに息子氏の貧血発覚が精神状態の悪化に拍車をかけた。遅れてきた産後うつかな?と本気で疑っていた。

 それが、鉄剤サプリを飲み始めて、全くと言っていいほど症状がなくなったのである。体のだるさ・疲れやすさが改善されただけで、こうも精神状態が変わるものか!鉄剤サプリを飲んで鉄分を補給しただけで、また余裕を持って育児に向かうことができる。どうやら息子氏だけでなく、私も貧血になっていたようだ。母乳は血液から作られていることを考えれば、授乳は毎日相当量の血を献血しているような状態であるわけで、そりゃ貧血にもなるわ。。。と納得。

 

 ちなみに鉄剤サプリで鉄分を補給し始めて、なくなった症状は下記の通り。

 

  • 嗜好の異常。やたらと甘いもの、とりわけチョコレートが食べたくなり、四六時中お菓子を食べるような生活になる。もともと甘いものは好きだったが、好きで食べるというより「食べさせられている」感覚だった。食べても美味しくないし、食費もかさむし、何より健康に良くない。授乳生活は健康的な食生活を送りたい、という意図に反して甘いものばかり食べてしまい、ひどい自己嫌悪に陥る。
  • 慢性的な体のだるさ。朝目覚めた時から体が重く、何をするにも億劫に感じる。当然、家事・育児ははかどらなくなる。
  • 気分の異常な落ち込み。現実に対して、明らかに誤った被害者意識のようなものが膨らんでしまい、手がつけられなくなる。確かに育児はハードだし、のんべんだらりと暮らしているわけではないが、この被害者意識は明らかに道理に合わない。そして、おかしな考えであると自分でわかっているのに、頭から振り払うことがどうしてもできない。こうなると、育児は全然楽しくなくなってしまう。この症状が一番辛かった。

 

 かなりひどい症状が出ていたにも関わらず、自分が貧血であることなど、全く思い当たりもしなかった。妊娠するまで、私は年に2回必ず献血しており、30年近く一度も血液検査で貧血を指摘されたことがなかったのである。妊娠してからも貧血はなかったので(血圧も血糖も異常なし、それでも早産した)、自分に貧血など一生関係ない、と思い込んでいた。今回の件で、思った以上に自分のことがわかっていないし、自分が不幸だと息子氏に迷惑がかかる、ということを痛感した。息子氏のためにも、自分の健康には気を使わねばならない。

 

2018/07/16

 貧血治療薬は何とかコンスタントに飲ませられるようになったものの、やはり「重度の貧血が続くと発達に遅れが出る」という情報が気になって仕方がない。息子氏は早産で生まれ、そもそも体内の貯蔵鉄が少ない上に、体を大きく成長させるに当たって正期産の赤ちゃんより多くの鉄を必要としている。そして、鉄の含有量が少ない母乳育児(ただし、母乳に含まれる鉄分はミルクに比べて吸収率が高いため、母乳育児が貧血の原因ではない)と、貧血になるための条件が揃っていた。しかし、生まれた病院(NICUがある市民病院だった)での血液検査をパスし、その後は地元の小児科へ引き継がれたため、貧血に対するフォローが何もなかったのだ。

 すでに、息子氏は長いこと貧血であり、私はそれに気づかず悪影響を与え続けていたのでは。。。と、不安と後悔ばかりが募っていった。

 

 この頃、赤ちゃんの貧血について、有力な情報を見つけた。

www.mcfh.or.jp

 母子衛生研究会によるQ&Aで、栄養不足(特に鉄欠乏性貧血)のもたらす症状と、その回復について書かれている。

 

1歳くらいで鉄欠乏性貧血が続くと発達が遅れるという論文もたくさん出ていますが、ここで論じられる遅れは目に見えるような遅れではなく、詳しい検査をしてやっとわかる程度の遅れです。また、栄養状態が戻ると遅れも改善することがわかっています。 

 

 母子衛生研究会は、科学的エビデンスに基づいた情報提供を行っている機関で、この「赤ちゃん&子育てインフォ」の回答における知見の正確さは、凡百のサイトをはるかに凌ぐ。「栄養状態が戻ると発達の遅れも改善する = 鉄欠乏性貧血が改善されれば発達に影響はない」と考えてよいのだろう。そして生後6ヶ月現在、息子氏は身長体重・発達ともに何も遅れていない。この回答は大きな安心材料となった。 

 

 赤ちゃんの貧血は自覚症状がないため、先の乳児健診で顔色の悪さなどを指摘されて発覚することが多いという。ある意味、生後6ヶ月の現時点で息子氏の貧血が発覚したのは神がかり的なタイミングだったのだ。

 

 

【早産だから?】乳児の貧血について

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生後6ヶ月にして、貧血と診断される

 35週の早産で生まれた息子氏。2,179gと小さめで生まれたため、低出生体重児として1週間ほどNICUに入院したが、その後の経過は順調そのもの。体重も身長も成長曲線の下限ぎりぎりから徐々に真ん中に入ってくるようになり、また発達も正期産の赤ちゃんと遜色ないため、ややもすれば早産児だったことを忘れがちだった。

 

 しかし、先日おむつを取り替えていたら、便の中に筆一筋程度の血が混じっているのを発見。ごく少量ではあるが、明らかに血便だったので大慌てで小児科を受診した。

 

 かかりつけの小児科では、「便の回数はどれくらいか」「うち出血は何回あったか」「吐き気・熱はないか」などの問診を受けた。便の回数は通常4回に対し7回と少し多かったものの、吐き気・熱はなく息子氏は元気いっぱい。出血の量も多くないことから「念のために」採血して血液検査をすることに。

 

 赤ちゃんの採血はそけい部から行われるらしい。そけい部に針を刺され、注射器のシリンダー1本分の採血を実施。血を採られている間じゅう、息子氏はわんわん泣いたが、針を抜かれたらすぐに静かになった。痛みに強い子なのかもしれない。

 

 翌日、幸いにも血便は収まった。やや軽い気持ちで、血液検査の確認のために小児科を訪れたところ、検査結果には衝撃のデータがあった。

 

 「息子さん、貧血です」

 

 なんと血液中の血清鉄の含有量が、基準値51〜198μgのところ息子氏は18μgしかなかったのだ。

 

赤ちゃんの貧血について

 小児科のお医者さん曰く、「完全母乳の赤ちゃんはどうしても貧血になりやすい」とのこと。母乳にはあまり鉄が含まれていないからだ。また、母体がどれだけ鉄を体内に持っていたとしても、母乳に出てくる鉄の量は一定である。つまり、赤ちゃんが貧血になったからといってお母さんが鉄を多く摂取しても効果はないということだ。

 

 さらに、早産で生まれた赤ちゃんは、体内の貯蔵鉄の絶対量が正期産の赤ちゃんに比べて少ないため(予定日近くになると母体から胎児への鉄の移行がぐっと多くなる)、貧血になりやすい。また、生後6ヶ月付近は体の成長に伴い、鉄を大量に必要とするためなおさら貧血になりやすい時期であるようだ。

 

 以前にも書いたが、自分は完全母乳にこだわりは全くない。ただ、たくさん出るのをいいことに母乳のみを与えていただけだ。特に母乳信仰があるわけでもないのに、息子氏が哺乳瓶を嫌がった&自分の手間を省くことを優先して、一度も粉ミルクをやらなかったことを深く後悔した。鉄を添加されている粉ミルクも飲んでいれば、少しは鉄が補給できたかもしれないのに。

 

赤ちゃんの貧血対策

 息子氏は貧血の治療をすることになった。治療内容は、経口鉄剤のインクレミンシロップを朝晩飲ませること。さくらんぼの香りのする甘いシロップで、一回の投与量は1.5ml。微々たる量だが、飲ませるところでつまづいた。

 スポイトでシロップを吸って飲ませるのだが、離乳食を吐き出すことを覚えた息子氏は、口に入れてもべーっとシロップを吐き出してしまう。離乳食ならいつか食べるだろう、という展望があるため出されても気にならないが、このシロップに息子氏の健康がかかっているとなると正気ではいられない。

 

 小児科のお医者さんに相談したところ、「一滴ずつ時間をかけて口へ滴下する」か、「粉薬を処方してもらい、口の粘膜に擦り込む」という方法を紹介された。前者は時間掛かりすぎるし、後者は赤ちゃんがむせてしまいそうだ。シロップの味が嫌いなのか、息子氏はちょっとシロップを舐めてもだいたいの量は口から出してしまう。朝晩の薬の時間を迎えるたびに、暗澹たる気持ちになっていた。

 

 だが、今日になってスポイトを止め、シロップを指につけて息子氏の口に入れてみたところ、抵抗なくシロップを飲み込んだのだ! どうやら、シロップではなくスポイトが嫌いだったらしい。今後、スプーンですくって飲ませてみたり、哺乳瓶やマグに入れたり、なんとか方法を考えてみよう。 

 

 それにしても、赤ちゃんの成長は想定外の事柄ばかりだ。子供の命がかかっているため、つい暗い気持ちになりがちだが、あくまで事実を見つめ、少しでも明るい方向を目指して行動していこうと思う。

 

 なお、早産児(低出生体重児)の貧血と鉄剤の投与については、下記のドキュメントを参考にした。

新生児に対する鉄剤投与のガイドライン

http://jsnhd.or.jp/pdf/pblcmt/pbl00301.pdf

 

 読むのは難しいが、素人でもわかるレベルで丁寧に早産児が貧血になるメカニズムと、その治療について書かれている。非常に有用なドキュメントである。

 

 

育児日記 2018/07/01-2018/07/08

2018/07/01

 夫が3週連続の休日出勤。朝からバタバタと出て行った。同時に、自分の仕事の納品日でもあり、朝から緊張。在宅仕事、かつ休日にリリースなので、何かあったときに相談できない環境での仕事は大変だ。とはいえ、事前に何度もテストしておいた甲斐あって無事にリリース・納品完了。やれやれ。

 

2018/07/02

 息子氏の乳児湿疹だが、一日4回のローション塗布・お風呂上がりのローション+ベビーワセリンの合わせ技でほぼ全快した。もともと保湿には気をつけていたが、生後5ヶ月になってよだれの量が一気に増えたのと、腹ばいを覚えて顔を布団に擦り付ける癖が始まったせいでなかなかよくならず、気を揉んでいた。それでも執拗な保湿がものを言うのだ。しかし、最大の原因はうつ伏せになって顔を擦り付ける刺激によるものだったようで、一晩仰向けに寝る日があっただけですぐに皮膚の状態は好転した。赤ちゃんの回復力はすさまじい。

 

 湿疹を気にするのは、「湿疹がある=肌のバリアが壊れている状態で離乳食を始めると、肌から侵入した食物中のタンパク質がアレルゲンとなって食物アレルギーを発症する可能性がある」と聞いていたからである。

www.buzzfeed.com

 この記事によると、「口から消化管経由で体に入ったタンパク質はアレルギーを予防するが、肌から侵入したタンパク質はアレルギー物質として駆逐される(アレルギー反応を起こす)」とのこと。食物アレルギーとはつまり免疫系の誤作動なので、肌の侵入口を塞いで誤作動を起こさないように注意することで、不要なアレルギーを予防できる可能性がある。

 湿疹以外にも、食物アレルギーの原因は遺伝や住環境のハウスダストなど複雑な要因が絡み合っているようなので、肌さえ治しておけば予防できるというものでもないだろうが、少しでも不安要素は減らしておきたい。

 

2018/07/03

 台風7号が九州に接近。強い雨風が一日中続いた。息子氏に新しいおもちゃとしてチラシを与えてみたところ、両手で紙を掴んでくしゃくしゃにする遊びを始めた。誰も教えていないのに、どんどん器用になっていく!

 

2018/07/04

 台風一過の快晴。もう夏本番という感じ。ここぞとばかりに洗濯をする。雨続きなので晴れの日があるとことの外嬉しい。

 

2018/07/05

 ベビーシッター派遣業の「イコニコ・カンパニー」が入会のための説明に来訪。気になったのは以下の点。

 

  • 私は仕事が忙しいときにスポット(単発)でのベビーシッター派遣を希望しているが、スポット対応の場合はシッターの選択ができない。指定した日に都合が空いているシッターを派遣するので、当日まで誰が来るかわからないということ
  • 保育士・看護師の資格を持ったシッターが少ない。多くのシッターは、育児経験がある40-60代の素人である。
  • シッターの人材が流動的であること。(家庭の事情などで人員の入れ替わりが激しい)

 以上を踏まえて、

  • 余裕を持ってシッターに来て欲しい日時を指定し、事前に面接を行う(このとき、シッターの交通費はこちら持ち)
  • 医療的措置が必要な場合など、シッターが「適切なコミュニケーションが取れる」人間であることを把握する

 

 このような対応を取ることで自衛することにした。本当は、「保育士などの資格を持っており、適切なコミュニケーションが取れる人物」と事前に面接した上で定期的にシッターをお願いするというのが理想だが、スポット利用という関係上、それは難しいようだ。

 ただ、ベビーシッターを利用する際は必ず私が在宅しているので、例えばシッターがいるときに息子氏が怪我をしてしまった、などの場合にすぐ医療的措置を取ることはできる。その点は大きな安心材料である。

 在宅中、仕事に専念するために安心してシッターに子供を預ける、という当初の目的とは少し外れてしまうが。。。結局息子氏とシッターの二人に注意を払わねばならず、二重にストレスを貯めるだけかもしれない。しかし、子供を育てるにあたり養育の手は多い方が良いとも思うので、入会することにした。入会費10,800円。更新料なし。

 

2018/07/06

 「7月6日〜8日まで西日本は記録的な大雨が降る」とかいうとんでもない予報が出る。実際、6日は0時からK市でもエリアメールが暫時発令され、計4回の避難勧告・避難指示が出た。幸い、私たちの住んでいる地域は高台にあったため被害はなし。とはいえ、テレビを見れば紫川が氾濫寸前まで水位が上がっており、各地に甚大な被害が出ていた。一応、息子氏のおむつ等を詰めた避難セットを用意し、断水に備えて浴槽に水を張った。避難勧告も指示もなかったが、単に運が良かっただけだろう。そして18時には福岡・佐賀・長崎県に大雨特別警報が発令された。(翌朝解除)まったく、生きた心地がしなかった。 

 

2018/07/07

 七夕だが曇りの日。九州に豪雨をもたらした雨雲は、迷惑なことに近畿・四国・東海地方に居座った。九州北部の雨も相当なものだったが、本州に出た被害の方が甚大であった。被災した方の気持ちを考えると言葉もない。。。

 

2018/07/08

 だんだん体を自由に動かせるようになってきた息子氏。最近ではハイハイの途中形態?なのか、頭を擦り付けてお尻を持ち上げ、「尺取り虫」のような形で布団の上を這うようになってきた。これがなかなか移動スピードが早い。腹這いになるとすぐに下がっていた首も、日を追うごとに持ち上げたまま維持できる時間が長くなっている。首をしゃんとあげてハイハイできるようになるのも時間の問題だろう。子供の進化は本当にすごい。

育児日記 2018/06/23-2018/06/30

2018/06/23

 土曜日お昼のEテレを見ていたら、「へそまがり昔ばなし」というアニメに行き当たった。

 キャラクターはかわいいが、どこか不気味で毒のあるクレイアニメ。見覚えがあるタッチだと思ったらロアルド・ダールの作品だった。

 

へそまがり昔ばなし (児童図書館・文学の部屋)

へそまがり昔ばなし (児童図書館・文学の部屋)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,灰島かり
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本
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  原題は"Revolting Rhymes"(不愉快な韻)。マザー・グースとかけているのだろう、とにかく内容が皮肉っぽく、毒気に満ちている。元ネタを知っている大人には面白いが、そもそも昔話のひとつしてあげていない息子氏には教育上よくないな。。。と、画面に釘付けになりながら思ったのだった。

 

 

 

2018/06/24

 Amazon Primeビデオで見ていた「仮面ライダーオーズ」をついに完走する。最初から最後まで、素晴らしいストーリー展開だった。やはり小林靖子脚本は神。

 

 

 

2018/06/25

 大阪北部を襲った地震から一週間、余震はあるもののその後大きな地震はなかった。一安心である。とはいえ、一瞬にして日常が崩れ去った被災地での人々の心労はいかほどのものか。子持ち家庭なので、災害情報にはひときわ敏感になる。

 

2018/06/26

 気温が高くなってきて、気になっていたのがオムツのニオイ対策。まだ母乳オンリーの息子氏、腸内は乳酸菌だらけとは言え、気温が高ければ臭いは漏れる。それを見越して密閉できるゴミ箱を買っておいたが、九州の高温多湿な夏には太刀打ちできず。そこで、お出かけ用にまとめ買いしておいた「おむつが臭わない袋」に大きい方のオムツを包んで捨てるようにしてみたところ、全く臭わなくなった!自分のアイディアが少しでも成功すると、ものすごく嬉しい。

 

  200枚入りで1890円、1日に4枚使ったとしても50日、2ヶ月近くもつのでリーズナブル。何より地味にストレスだったニオイ問題が解決したのが嬉しい。

 

2018/06/27

 月末なので日中も必死に仕事をする。在宅でWebサイト保守の仕事をしているが、早くも息子氏が寝ている間に仕事をする、という選択肢が使えなくなってきた。昼寝の寝かしつけに成功してさて仕事だ!と机に向かったところで、そばにいないとすぐに起きてしまうのだ。。。つくづく赤ちゃんにごまかしは通用しないな。

 

2018/0628

 今日も仕事。集中してやれば一時間もかからない仕事が、息子氏の相手をしていると3時間も5時間もかかる。というか、日中息子氏が起きている時間は仕事などほぼできない。なので、必然的に夜仕事をすることになるが、昼間の疲れに加えて帰宅してくる夫の世話があるとそれで手いっぱいで、仕事に集中するだけのエネルギーがなくなってしまう。。。とはいえ、仕事をしない方がストレスが溜まるので、ベビーシッターを探すことにした。

 ベビーシッターを探すにあたり、「全国保育サービス協会に加盟している会社であること」を基準にした。

www.acsa.jp

 厚生労働省のサイト「ベビーシッターなどを利用する時の留意点」に、非常に有用な情報がたくさん載っていたので参考にした。お金や手間を惜しんで大事な息子氏に危害を加える訳にはいかない。少数ではあるが、ベビーシッター・ファミサポなどを頼んだ際に質の低い人材が来て、赤ちゃんに危害が加えられたケースはある。用心するに越したことはない。

www.mhlw.go.jp

 K市周辺で家事代行・ベビーシッター業を運営している「イコニコ・カンパニー」に連絡。営業の人が面接に来てくれることとなった。自分の希望は、どうしても仕事が忙しいときに来てもらうスポット(単発)対応で、月2回程度。私も在宅する状態で、自分の家で子供を見てもらう。仕事のためだけでなく、密室子育てを回避するためにも、誰か信用できる育児のプロに介入してもらいたい。

 

2018/06/29

 少し前に西松屋で半ばネタ感覚で買った「ドラゴンボールロンパース」。体長70cmから着られるサイズだったので、息子氏に着せてみたところ、ものすごくカワイイ。その上、生地がジャージー生地でやわらかく、息子氏が動きまくっても邪魔にならない。ネタ要素しかないかと思ったら意外と高性能なのがありがたい。

 

 

 

2018/06/30

 今年も半分が過ぎた。自分では「えっまだ2018年なの?」という感じ。もう10年くらい過ぎ去った気がする。それくらい、2018年上半期は怒涛の日々だった。

 1月に緊急入院からの早産。その後NICUへ一週間の通院、産後一ヶ月で仕事復帰、乳腺炎、関東から九州への移動、ワンオペ育児、ママ友の開拓……うん、いろいろあったわ。予定日より1ヶ月以上も早い早産で、2kg少々で生まれた息子氏。周りの赤ちゃんよりふたまわりは小さく、か細かった息子氏。今では体重7kg近くになり、あやせば笑い、元気にハイハイをしている。これは奇跡だ。息子氏の生命力はもとより、産婦人科の先生、助産師さん、新生児科の先生方、母乳外来の先生、地域の保健師さん、両親、何より夫の協力があって繋がれた命だ。こんなに素晴らしいものはない。

 

 

育児日記 2018/06/16-2018/06/22

2018/06/16

 週末恒例、イオンモールでお買い物の日。この日は、来る離乳食作りのため、裏ごし器を購入した。

 それにしても、離乳食の開始時期は悩みの種である。息子氏は予定日より1ヶ月以上早く(35週)生まれたため、生後の月齢は5ヶ月だが、本来の月齢(=修正月齢)では4ヶ月ちょっと。実際、成長ぶりを見れば普通に生まれてきた子と何も変わらないように思えるが、離乳食のように内臓の機能が関係してくる行為は、踏み出すのが怖いのが本音だ

 

 

はじめてママ&パパの離乳食 (実用No.1シリーズ)

はじめてママ&パパの離乳食 (実用No.1シリーズ)

 

 

 離乳食のレシピ本として上記の本を買った。本によれば、「親が食事しているのをじっと見つめたり、よだれを垂らしたりするなど興味を持ち始めたら離乳食のスタート時期です」「早産で生まれた子は、小児科に相談してから離乳食を始めましょう」とのこと。

 息子氏はというと、私が家にいる間はのべつ何か食べているせいか、4ヶ月後半から「食」という概念が芽生え始めたように見える。寝返りも打つし、情緒的な成長も平均的な息子氏、ややもすれば早産児であることを忘れてしまう。そろそろ踏み切ってもいいのだろうか?

 

2018/06/17

 晴れて爽やかな日。睡眠リズムを整えるために、可能な限り午前中に外出して散歩なり体を動かすようにしている。最近は日差しが強いので、外出前にたっぷり日焼け止めを息子氏のお肌に塗りこむ。息子氏は日焼け止めを塗られる際、毎回イヤそうに顔をしかめている(笑)、が、UVケアが必須の昨今、アトピーやアレルギー予防のためにもなんとか習慣化させたいものである。

 

 ちなみに日焼け止めはベビー用日焼け止め「ママはぐ」を使っている。出産するまで、添加物の少ないベビー用日焼け止めなんてものがこの世に存在していることすら知らなかった。世界は広い。

 

 

2018/06/18

 大阪北部で大きな地震!とりわけ高槻では震度6弱とすさまじい。九州では何事もなかったが、梅雨の時期に大きな地震とはイヤなものだ。。。小さい子供がいると、災害情報に敏感になる。九州も去年の九州北部豪雨のときは甚大な被害を受けた。九州は災害が多い地域だから気をつけねば。防災袋など買っておこう。

 

2018/06/19

 雨がしとしと降る、蒸し暑い日。気圧のせいか気分が優れず、家事に身が入らなかった。太陽があまり出ないと息子氏も調子が悪いのか(?)、いつもは昼寝しても1時間保たずに起きるのに、この日はうとうとと眠りがちだった。体調が悪いのではと心配したが、起きている間は元気に動いていたので安心している。

 

 そしてこの日、W杯でなんと日本がコロンビアに勝った!!開始5分でレッドカード、退場者が出るなどほぼコロンビアの自滅のような試合だったが、同じく数的優位を全く活かせなかった2014年ギリシャ戦のことを思うと少し嬉しい。「勝負に不思議の勝ちあり」というものか。ただ、日露戦争のときになまじっか日本海海戦で勝利してしまった記憶が日本を暗愚の道へ導いたように、いい思いをした経験はむしろ悪い結果を呼び込む可能性がある。なんでも、目の前の状況に一喜一憂するのが人間だけれど、勝ったときこそ冷静に、慎重に行動する必要がある。

 

2018/06/20

 録画していた「ズートピア」を息子氏と見る。(といっても、息子氏は膝に抱かれているだけだが)噂には聞いていたが、予想以上に良い作品。出てくるのはカワイイ動物だが、描いているのはシビアな差別問題である。肉食動物のニックに対する草食動物のジュディのように「差別される側も、実は根深い差別意識を持っている」ことがポイント。未だにアメリカ社会で差別されがちな黒人が、同じくNationsのアジア人を差別して憂さを晴らす、というのはよく聞く話だし、女性差別撤廃を訴える女性が、平気で男性に不利な役割を押し付けたりする。人はどうしても自分が正義の側に立っていると思いたいものだが、そもそも差別とは無自覚に行われるものだ。誰もが持ちうる欺瞞を、かわいいキャラクターを用いて痛烈に風刺している、と思った。

 

ズートピア (吹替版)

ズートピア (吹替版)

 

 

2018/06/21

 懸案だった「一時保育の相談」について区役所へ赴く。K 市の規定では、「一時保育は生後6ヶ月以降からスタート」であり、まだ5ヶ月の息子氏は相談のみで登録はできないとのこと。その場で登録するのだと思って印鑑などをママリュックに詰めて出かけたが、ちょっと拍子抜け。

 一時保育開始までの流れだが、下記のようになる。

 

 一時保育をやっている保育所に連絡を取り、見学する

 ↓

 保育所の希望を区役所へ提出する

 ↓

 その場で職員が保育所へ連絡し、一時保育に空きがあるか確認する

 ↓

 受け入れOKの保育所が見つかったら登録する

 ↓

 保育所で面接を行い、アレルギーの有無などを親と保育所の双方で確認する

 ↓

 一時保育開始

 

 区役所の職員さんからは「まずは保育所の見学に行ってください」と勧められたが、これから九州は本格的な夏を迎えるため、赤ちゃん連れで移動するのは厳しい。なので、保育所探しは9月以降、秋風が立った頃からにすることにして、ベビーシッターなどを利用してみようかと思う。一時保育が日額2000円なのに対しベビーシッターは一時間2000円とかなり高いが、月1回、2時間の利用でもその間安心して仕事に集中できるなら安いものだ。また、仕事だけでなく親子密室子育てを防ぐためにも、外部の風は常に入れるようにしたい。 

 

2018/06/22

 寝返りでうまく片手を引き抜けなかったのはいつのことか、あっという間に寝返りをマスターした息子氏。今度はハイハイの練習を始めた。毎日泣き叫びながら練習している成果で、最近は数歩進み出している。誰も寝返りはおろかハイハイの動きなんて教えていないのに、赤ちゃんの進化する力とはすごいものだ!

 

 

 

育児日記  2018/06/08-2018/06/15

2018/06/08

 市民センターで月一行われる「乳幼児交流会」に参加した。身体測定で、息子氏は身長62cm、体重はなんと6,700gに成長!道理で最近重くなったわけだ。母乳しか飲んでいないのにこの成長ぶり、素直に嬉しい。

 身体測定の後は、地域の保育園から保育士さんが来てくれて、「パネルシアター」と「アンパンマンの腕輪作り」に興じた。

 前半は「パネルシアター」。ホワイトボードに紙製のキャラクターを貼っていって、劇をしたり歌を歌ったりする遊び。「あおむし一家」や「公園に動物の家族がやってきた!」など可愛いキャラクターがたくさん出てきて、子供らを楽しませる工夫がいっぱい。最後は「さんぽ」の歌で締めくくりだった。(「さんぽ」の歌はパネルに貼る絵が多く、保育士さんは八面六臂の活躍だった) ねんねの0歳児はともかく、自我が芽生えた1歳児以上の子供は、そもそも集中力を持続させることが難しい。お母さんが押さえているとはいえ、ややもすればすぐ騒いだり走り出したりする子供らだが、さすがに保育士さんはプロで、彼らをさらりと誘導し、パネルに注意を向けさせていた。

 後半は「アンパンマンの腕輪作り」。あらかじめ用意された紙を糊で貼ってアンパンマンの顔を作り、腕輪に貼り付けるというもの。工作など小学校以来だが、なかなか楽しい。自作の腕輪は息子氏の腕にはめてみたものの、息子氏は興味を示さなかった。アンパンマンにハマるのはもう少し先か……

 

2018/06/09

 前日の猛烈な蒸し暑さから一転、晴れて爽やかな日。週末恒例、イオンモールへ買い出しに行く。授乳生活も5ヶ月目、授乳ブラがそろそろ限界になってきたので、ユニクロでブラトップを買い込む……が、母乳パッドがすぐに剥がれてしまい、授乳ブラの代用品としては少し微妙かも……現在はフルに授乳しているが、離乳食が進んで授乳頻度が減ったら使えるようになるか?

 

2018/06/10

 一日曇り空。雨の予報だがほぼ降らず。このように「晴の日が多く、雨が降るときはまとまって降る」梅雨を「陽性の梅雨」、「ずっと雨模様で継続して雨が降る」梅雨を「陰性の梅雨」というらしい。子供が生まれてとにかく洗濯物が増えた家庭としては、ぜひ今年は晴れ間が多い「陽性の梅雨」であって欲しい。

 

2018/06/11

 息子氏が生まれて約5ヶ月。この日、初めて連続して7時間も眠ってしまった!!最近は寝返りをマスターし、うつ伏せになるとハイハイの練習をしているので疲れたのだろうか?なんにせよ、睡眠時間が取れるということは素晴らしい。

 

2018/06/12

 晴れて、湿度の低い日。大陸から乾いた北風が吹き付けているそうだ。日陰など、高原の夏のような爽やかさである。ずっとこんな天気ならいいのに。九州の夏は高温多湿、死の季節である。

 

2018/06/13

 今日は予防接種(BCG、四種混合)の 日。BCGはいわゆるハンコ注射で、生きた結核菌を腕に塗り、細かい針が付いたハンコで押し込む、という大人でも痛そうな手法で注射する。ただ、他の赤ちゃんがギャン泣きする中、息子氏は射された瞬間こそ泣いたものの、すぐに泣きやんだ。大物である。

 また、BCGについて「コッホ現象」の説明をされた。通常、BCG注射を行うと二週間ほどで注射痕が腫れ始め、一ヶ月程度でもっとも腫れがひどくなる、という経過をたどる。しかし、腫れるスピードが早く、10日ほどで注射痕が赤く腫れ上がり、水ぶくれが破れたりする現象を「コッホ現象」といい、医療介入が必要である。そのため、注射をして10日程度は要経過観察、と言われた。

 

2018/06/14

 息子氏は盛んに寝返り→前進する練習をしている。が、まだ筋力がないのでうつ伏せになるだけでどこにも行けない。それが不満らしく、うつ伏せになって首を持ち上げ、ニコニコしているかと思えば急に泣き出す。必死で前へ進むべく体を動かしている様がとてもカワイイ。泣き叫びつつ、日に日に筋力は増していて、うつ伏せになるとお尻を持ち上げるようになった。

 

2018/06/15

 金曜日はヤクルトレディさんが来る日。定期購入はしていないのだが、ヤクルト製品は好きなので手売りしてもらっている。息子氏を連れて玄関に出ると、ものすごく喜ばれる。息子氏も人を見るとよく笑うので、なおさら可愛がられる。赤ちゃんはどこにいってもアイドルだ。

 

 

 

育児日記 2018/06/04-2018/06/07

2018/06/04

 

 ダスキンのレントオールで、手動のハイローチェア「ネムリラ エッグショック」をレンタルした。ハイローチェアって何だ?と思っていたが、簡単に言えば「キャスターが付いたゆりかご」という感じ。また、「ハイロー」とは「High & Low」で、ベッド部分の高さを調節できる。息子氏はそこそこ気難しい(?)タイプのようなので、もしかしたら一回使ってお蔵入りかもしれないな……と心配したのも束の間、息子氏はハイローチェアに乗った途端にニコニコ。ベッドの背もたれを軽く押して揺らしてやると、更にニコニコ。機嫌が悪い時は無理だが、概ねハイローチェアのことは気に入ってくれた様子!これは嬉しい。また、ベビー布団と違い適度に高さがあるため、抱っこの上げ下ろしが楽。もっと早く借りておけばよかった!息子氏の下に子供を授かったら、今度は新生児から使いたいと思うほどにヒット。

 頻繁に寝返りを打ち出したら使えなくなるだろうから、試用期間はおそらくあと一ヶ月ちょっとだと思うけれど、とても嬉しい出来事だった。子供が居ると、「子供に喜んでもらう」という喜びが新たに生まれる。

 ちなみに、ハイローチェア(手動スウィング)のレンタル料金は1ヶ月4,320円(税込)。自分で支社まで赴いてレンタルすれば送料はかからないが、そんな気力はなかったので、送付・返却代金込みでプラス3,240円、合計7,500円だった。

 

2018/06/05

 5月末に梅雨入りした九州、その名に違わぬ雨模様。家にこもるとすぐ鬱っぽくなるので、雨でもできるだけ外出しようと考えてはいるが、いかんせん息子氏が雨に濡れてしまうことを考えるとなかなか外出はできない。その分、家の中で活動しようと思い、Amazon Prime ビデオを見ながら筋トレなどをする。仮面ライダー鎧武を完走したので、仮面ライダーオーズを見始めたらこれがもう一話からめちゃめちゃ面白くてはまった。2010年の作品か……リアルタイムで観たかったな〜

 

2018/06/06

 新生児ほやほやの時期に買ってはみたものの息子氏の体に合わず、そのまま3ヶ月ほど埃をかぶっていたエルゴベビー adaptだが、ついに表舞台に出る時が来た!

 低出生体重児で生後すぐは2kgちょっとしかなかった息子氏も、早いものでもう6kg。首もほぼ完全に据わったので大丈夫だろうとエルゴに再挑戦したところ、すんなり装着完了!新生児時代に使っていたベビービョルンが、そろそろ腰にキ始めていたので、腰ベルトがあるエルゴが使えるようになったことはありがたい。そして、新生児向けのクロス装着から、より成長した子向けの「パラレル装着」ができるようになったことも嬉しかった。35週での早産で、幸いにもなんの障害なく生まれてきてくれたものの、成長はずっと不安だった……でも、4ヶ月にして早産児の不安が払拭された想いである。1月、(どうしようもないこととはいえ)早く産んでしまったことを後悔して、病室でひとり泣いていた自分に教えてあげたい。あなたの子供は大丈夫だと。

 

2018/06/07

 夫が有給を取ったので、息子氏をお願いして美容院へ行く。産後4ヶ月に入った途端、髪がどんどん細くなった上に猛烈な抜け毛が始まり、アンニュイになっていたので美容院に行けるのは本当に嬉しかった。抜け毛対策にミルボンの育毛剤をスプレーしてもらうなど、いろいろサービスしてもらった。私が髪を切ってもらっている間、息子氏は夫と森林公園へ遊びに行った。父子だけの行動は初めてだったので不安だったが、息子氏は泣きもせず夫に抱かれて公園を楽しんだとのこと。息子氏と過ごす時間が増えるほど、夫の父性が爆発しており、大変に嬉しい。母性も父性も、生来のものじゃなく学習と訓練の賜物だ。